2020.11.27

グラフィックデザイン

Affinity Designerでカーブの形に合わせて文字を折り返す方法

Mac版のAffinityDesignerで色々なカーブの形に合わせて文字を自動で折り返す方法について解説します。

カーブを用意する

まず最初に、文字を入れる枠用のカーブを用意します。

図形の場合はカーブに変換しなくても大丈夫ですが、後でノードツールを使って形を変えることができなくなります。

ただし、カーブに変換しなかった場合でも、図形としての調整はできます。

文字の形の中に文字を埋めたい場合は、枠用の文字をカーブに変換すればOKです。

ここで作成したカーブは、中に文字を入れるとノード情報だけが残るので、境界線や塗りつぶしといった、カーブの色は消えてしまいます。

デザイン上、文字を入れたカーブと同じ形のカーブを使いたい場合は、この時点でカーブをコピーしておいてもいいと思います。

カーブ内に文字を並べる

移動ツールやノードツールで、先程作ったカーブを選択している状態で、フレームテキストツールをクリックします。

マウスポインターをカーブの中に入れると、フレームテキストツールのポインターの形が変わります。

ポインターの形が変わっている状態でクリックすると、カーブの中に文字が入力できるようになります。

この時点で、カーブはシェイプテキストに変わり、元のカーブが持っていた境界線や塗りつぶしといった色は無くなります。

シェイプテキストに対して境界線や塗りつぶしを指定すると、カーブではなくテキストに対して適用されます。

文字の並びや配置の調整方法は、通常のフレームテキストツールと同じです。

カーブの形を調整する

シェイプテキストをノードツールで選択すると、ノードが表示されます。

最初に図形をカーブに変換していない場合は、ノードは表示されずに、図形としての調整ポイントが表示されます。

形を変えると、連動してテキストも動きます。

図形から作ったシェイプテキストに対して、カーブに変換を行っても、文字がカーブに変換されてしまい、図形がカーブに変換されるわけではありません。

ノードツールで形を整えたい場合は、シェイプテキストにする前にカーブに変換しておく必要があります。