2021.10.14

グラフィックデザイン

Affinity Designerで画像レイヤーを徐々に透明にする方法

Mac版のAffinity Designerで画像レイヤーを元のデータを破壊せずに徐々に透明にする方法について解説します。

画像レイヤーに長方形を重ねる

まずは、画像レイヤーを用意します。

次に長方形ツールで画像レイヤーと同じ形の長方形を作って重ねます。

厳密に同じ形じゃなくても、画像レイヤーが収まるサイズならOKです。

塗りつぶしの色は不透明度が100%であれば何色でも大丈夫です。

画像レイヤーにマスクとして適用する

次にレイヤーパネルで、長方形を画像レイヤーのプレビュー部分にドラッグしてマスクします。

マスクすると、レイヤーパネルで長方形が画像レイヤーの下に表示されます。

画像レイヤーとマスクのサイズが同じ（あるいはマスクの方が大きい）なので、マスクしただけでは画像レイヤーの見た目は変化しません。

マスクとして適用した後も、レイヤーパネルで長方形を選択すれば、移動ツールでサイズや位置の変更も可能です。

透明度ツールでマスクの透明度を調整する

最後に、マスクを透明度ツールを使って徐々に透明にします。

レイヤーパネルでマスクとして使っている長方形を選択します。

透明度ツールを選択します。

コンテキストツールバーでタイプ（線形、楕円形、放射状、円錐形）を選択します。

キャンバス上に表示されるバーをドラッグして、透明度の変化量と角度を調整します。

コンテキストツールバーにある色の部分をクリックすると、細かい数値調整ができます。

以上、Affinity Designerで画像レイヤーを徐々に透明にする方法でした。